2015年5月28日木曜日

学びの格差 〜学校比較〜

どうも、西谷です。
さて、今日は公立の小学校行きました。
やっとウガンダの公立学校を見ることができ、また私立と比較することができてとてもうれしいです。笑
今回は学びの格差について考えていきましょう。
まずはこれをご覧ください。
これは、"P3〜P7の生徒が、P2レベルの英語のタスクをどれだけこなせるのか?"というグラフです。
1位〜5位までの地域は、40%以上の生徒が問題に正答することができる地域です。
決して高い数値ではありませんが、問題はそれだけではありません。
この高い数値の地域がどこに集まっているかわかりますか?
答えは首都のある南部、南西部です。
反対に低い数値を叩き出すのは北部、北東部
(ちゃんとランキングと地図を見比べて確かめました。)
1962年の独立以降続いたこの南北格差は、やはり教育にも大きな影響を与えていることがわかりました。

さて、まずは国という広い視点で"学びの格差"を見ていきました。
次は私立と公立のより狭い視点で見ていきましょう。
まずは私立。まあ普通の授業風景です。
次は公立。まあ、ごく普通ですよね?
しかしみなさん、この公立の教室には、本来ならば65人が在籍しているんですよ!!
私立にはなかったこれほどまでの欠席が、どうして公立で起きるのか?

答えは簡単です。
公立には十分なお金がないからです。
特に教員に支払われる給料です。
ここの学校では、給料の低さゆえに、一部の教員がストライキを起こし、教員不足になっています。
これは単に、"教員が不足した"というだけの問題ではありません。

教員の足りない、つまり精度の高い教育を受けられないのなら、親は子供に学校を休ませ、農作業や子育てなどの手伝いをさせます。
なぜか?それは8割以上の人が農業に従事する国だから必然のことです。
日本だってかつてはそうだったのです。
それゆえにこの公立学校では、どのクラスでも、やはり生徒は母数に対して非常に少なかったです。

これが先ほどのP2レベルの問題正答率の低さを物語っているのかもしれません。原因の一つであることは間違いありません。
これが今回の"学びの格差"に関する話でした。
皆さん!小中義務教育という日本に生まれたことはとても恵まれたことです!
勉強は辛いですが…笑
The roots of education are bitter, but its fruits are very sweet.
まさにその通りです。
そうして苦い思いをして、がんばって収穫した甘い果実は、自分で独り占めするのではなく、多くの人に分け与えてあげましょう。
どうやって分けるのか?というと
"どうしたらより多くの子供達が、より良い教育を受けられるか?"ということを、きちんと勉強した自分の頭で、真剣に考えるという方法で分け与えてあげましょう。
以上今日の投稿でした。

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