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2016年3月4日金曜日

洋裁教室 2016

ウガンダは今乾季なので、去年よりも厳しい日差しを感じます。岡崎です。


洋裁教室に通う女性の子供たちです。
今日は洋裁教室を訪問しました。



洋裁教室では今小学校に通う子供達の制服づくりを行っています。


サンプルはこんな感じです。
質の良い布を使い、ブケディア県の他の業者では制作できない制服を作っています。




写真のように女性達が一生懸命制服づくりに勤しんでいました。
ただ学ぶだけではなく、制服づくりという仕事ができて、心なしか女性達が楽しそうに見えました。



去年は暑くて作業どころではないコンテナの温度も、改修工事を行ったおかげで涼しくなり、
「過ごしやすい、作業に集中できる。」との声を頂きました。
本当にあの工事は辛かった…



話は変わりますが、面白い変化が一つあり、洋裁教室に向かう道の途中に同じようにコンテナを改修工事して有効利用しようとしている人たちを見かけました。



ブケディアでは見られなかった光景です。



僕たちの改修工事を真似て、作っているのでしょうか?
いずれにせよ、洋裁教室が現地の人に注目されている象徴だと思います。
また真似される、ということは現地の方々が、良さを理解して実践に移している証拠だと思います。



こんな良い影響がブケディア全体に広がっていけば良いなと思いました!
以上、また明日も更新します。
WATARIDORI PROJECT

2016年3月3日木曜日

洋裁教室とレンタルミシンの今

どーもどーも!にしやです!
今日の朝ごはんは航が持ってきたインスタント麺を食べました。
優しい味に感動。笑
 
てなわけで、早速今日の本題に入ると…
大きく分けて2つ報告があります!
①洋裁教室の今
②レンタルミシン事業の今
では参りましょう!

①洋裁教室の今
現在洋裁教室では学校の制服作りに着手しています。
毎週金曜と土曜の2日間で6人の卒業生たちが制服作りに参加しています。

この活動は、制服を作って売ることによって収益を出し、卒業生の雇用を生み出す目的があります。
また事業費を捻出することも、可能性として見込まれます。


ではみなさん、なぜ制服作りか?


答えは確実に需要があるからです!
ウガンダのほとんどの学校では制服を着ることが義務付けられているため、学期ごとに確実に需要があるのです。
ここが今回売る制服を取り扱う学校です。
そして…
んーと、はい。これは幼稚園児用の制服です。
これが小学生用のスカート。
一部ではありますが、このようになっています。

今の問題としては
シャツなどのボタンホールをあけるための器具がないこと。
そのため、毎週金土だけジンジャという地方都市から来る講師のMargaretさんに依頼し、ジンジャでボタンホールをあけてもらってからの作業となり、次の金土までタイムロスが生じるのです。
作業の遅れが懸念されます。

しかしながら、洋裁教室の新学期を始める前に、卒業生のフォローアップを重視する姿勢はかわりません!
また追って報告します。

②レンタルミシン事業の今
去年レンタルミシン事業の試験導入で協力してくれたディナー。
今日はこんな風に笑顔で僕たちと話をしてくれました。
しかし、前にも紹介した通り彼女は今病気にかかっています。
そのためレンタルミシンは僕達が帰国してから一ヶ月後の10/19付けでストップしてしまいました。
家で少し働くことは出来ても、外にミシンを持って出店することは出来ない。
なんとなくわかるとは思いますが…
農村部で病にかかっても質のいい医療機関にかかることができない。そしてアクセスも悪い。
彼女は今薬で治療をしていますが、一向に良くならないと言っていました。
何ができるか模索していく次第です。

また、前に紹介した3人の卒業生。
彼女達のレンタルミシンの成果を調査するのも今回の目的でした。
NGO側にこのことを聞くと、「出店をサポートするお金が無く、優先度を考えた結果、上記の制服作りに注力した。」ということでした。
そのため、今回行ってわかったことは事実上レンタルミシン事業が止まってしまっているということです。

自分たちが思っていた以上に事態は複雑です。
しかし今回は観察メインなので、この結果をフィードバックして対策を考えていきます!
以上今回の報告でした!

2016年2月8日月曜日

困難

最近また現地からの報告が来ましたので報告します。




前回の投稿(It's a new project!!)に載せたように
これから新しく始まるプロジェクトを
1st termと2nd termの二つに分けています。



ウガンダでは2月から新学期に始まります。
そこに向けて学校と交渉し、洋裁教室の卒業生
に制服を作る仕事に取り組んでもらっています。
仕事を通じて忘れていた技術を思い出し、自立につなげるというのが
1st termの狙いです。



その途中経過が来ました。



実際に洋裁教室の卒業生が仕事に取り組んでいます。
去年での滞在から(Innovation hatching参照)ミシンの値段が高すぎて、生徒自身では中々自分で購入するのが難しいという声がありました。
折角洋裁教室を卒業しても、ミシンを買えないままだと、技術も忘れていってしまいます。



これが実際の商品です。


価格帯やこれからの計画が書かれてます。
実際に会って話さないと理解できなさそうです。笑



上の二つの写真は去年ミシンのレンタル事業に協力してくれた
第1期の卒業生のDinnahさん(ピンクの服を着た女性)です。



事業が終わった後もそのまま彼女にミシンをDinnahに貸し出していて、僕たちがウガンダを離れた後の経過が、ずっと気になっていました。



今彼女は、病気を患っています。



子宮が何らかの病気に罹っていて、それが膝に影響しているらしく、歩くこともままならないらしいのです。
だから、ずっと椅子に座っています。



ミシンも現地では電気ではないので、人力のペダル式です。膝の影響のため彼女は今働くことができません。



また、今回の1st termも本来は1月中に終わらせる予定で、始学期の2月に売り出す予定でした。
しかしPKWI内でトラブルがあり、プロジェクトを動かすことができなかったみたいです。
プロジェクトにも、大幅な変更点が生じ始めてる現状です。



改めて感じる、支援の難しさ。
PKWIとの連携もそうだし
Dinnahの話を聞くと、僕たちがやっていた支援の方向性はこれで正しいのか。
彼女やコミュニティのためにもっとできることはないのかと感じます。



僕たちはドナー(提供者)から寄付金をもらって期限内に結果を出すためにいわゆる"投資"をして頂いてる立場です。
しかし、ドナーの意向や僕たちの考えをそのまま当てはめるのは国際協力とは言えないと思います。



それはあくまで先進国である僕たちの価値観であり、ものさしでしかありません。



僕たちに1番できることは、声を聞くこと。その声を支援に反映させることだと思います。
そして援助そのものを現地に合わせて組み替えていくことなのかなと感じます。



速くウガンダに行きたい。
現状の変化を感じたい。
WATARIDORI PROJECT

2016年1月12日火曜日

It's a new project!!

おひさしぶりです。
WATARIDORI PROJECT岡崎です。
新年明けてのミーティングの様子です。
今年行うプロジェクトに関しての打ち合わせを行っておりました。



今取り組んでいるプロジェクトは2つのフェーズに分けられます。
公立はこだて未来大学バゲンダ教授と北海道国際交流センター(HIF)岡田氏の協力によって成り立っています。



1.小学校の制服販売一バゲンダ教授
①ブケディア県の全部の小学校の制服のサンプルを調べた。サンプルには幾つかのパターンがあることがわかった。


 (制服のサンプル画像)
②そのサンプルの結果を元に、多く用いられる型を採用している小学校と交渉し、制服を生徒の人数分作り販売する。


(これは制服のレートです。)
③②の過程で洋裁教室の卒業生3人にミシンを貸し出し、制服を作成する。

これはなぜやるのかと言うと
洋裁教室の卒業生は卒業して、技術を身につけることはできました。
しかしミシンを手に入れることができずに備わった技術を発揮できていないまま、また人によっては長く洋裁教室から離れてしまい、技術そのものを忘れてしまっています。

仕事を実際に体験することで、卒業後忘れてた技術を思い出すのと、
今までは支援を受ける側であった生徒たちの自立心(自分で働いてお金を稼ぐ気持ち)を向上し、
自分で主体的に働くことを促進させる狙いがあります。
また利益を上げることでNGOにもお金が落ち、
卒業生にとっても収入を得るインセンティブにもなります。

今は②の段階で交渉し、学校側からの返事を待っています。
バゲンダ教授が一月にウガンダを訪問予定で進度の確認を行います。



2自立応援一岡崎・西谷、岡田氏
①1で制服を作ってくれた生徒にミシン、自転車のレンタルを行う。


(2015年自転車をこぎ始めるDinnah)
②マーケットに出店し自分で利益を上げることで自立を促進する。

(昨年マーケットに出店した卒業生のDinnah)
これは去年やっていた事業の拡大・延長を意図しています。
(下記参照)
前回の1人から今回は3人に拡大してミシンの貸し出しを行う予定です。
拡大することによって生じる違いを検証したり
集金を含めたNGOのマネジメント能力の向上につなげられるように計画しています。
岡崎・西谷が二月末に渡航予定
岡田氏が七月に渡航予定でプロジェクトの進度を確認する予定です。



ウガンダから帰ってきて
よく人から聞かれたのが
「なぜ、ウガンダに行ったのか。」という問いです。
僕からするとそんな質問をするのが逆に変に見えて、



その答えに今、自分はこう答えたい。
"僕は地球の上で生きているから。"



これは紛れもない事実です。
僕たちは同じ、地球人。
一つの同じ地球という星に生まれ、その中で暮らしている。
そうしてみるとウガンダと日本という違いはそれほど重要なのでしょうか。
地球という星で、目の前に困っている人たちがいる。
その人たちに対してやるべきことは一つじゃないでしょうか。
理由が果たしてそんなに重要なのでしょうか。



ほんの少し、目線を変えてみるだけ。
全部僕たちの気持ち次第。
それが大きな世界を変えることにつながったり
それに向けて一歩踏み出してみることができる。


またウガンダの人たちに会える時を楽しみに。
WATARIDORI PROJECT